「安藤誠の世界2010」本州編終了2

2010 / 11 / 16

スワロフスキーオプティック銀座(東京都・銀座)

銀座では恒例になってきたスワロフスキーオプティックでの講演。
昼間の講演にもかかわらず多くの人が駆けつけてくれた。
スワロフスキーは私がガイドでも大変お世話になっているメーカーで、この会社での講演は、また別の意味があると思う。
集まっていただいた人たちも個性派ばかり。
嬉しかったのは、昔の先生時代の教え子が盛岡からやってきてくれたこと。
また彼女の持ってきてくれた栗きんとんが岐阜のものに匹敵する美味しさで、これにも脱帽。
何年たっても「先生」と来てくれるのは本当に幸せなことだ。
彼女ももしかすると近く結婚するかもしれないという。
そうやって、中学生だと思っていた教え子たちがどんどん大人になっていくのを見るのも素敵なことだと思う。
釧路の母から紹介されたという息子ら2人の来場も嬉しかった。
いろいろとつながっているのだ。
今年ガイドしたお客さんたちも何人か来ていただいていたり、アットホームに銀座の講演は終了。

Shallow’s Café(東京都・杉並区)

その足で今度は西荻窪へ。
シャローズという素敵な音楽人の集まるカフェで、ヒッコリーウィンド関連の音楽の話をする。
集まってくれたのはお店の常連さんのほか、私のガイド関連のお客さんたち。
ここではゆっくり音楽の話をしながらマスターとももりあがる。
お店でかかる音楽の趣味のよさや、普段会話できないようなマニアックなミュージシャンらの話題でも熱くなる。
夜10時すぎまで時間を忘れ、皆さんとご一緒することができた。
シャローズでは鶴居村やアラスカ関連でのつながりのご縁の方たちが来てくれたり、嬉しいハプニングもあった。
西荻窪の駅前を歩くと、これもまた面白いのだ。
何が面白いかといえば、なんだか懐かしいような町並み、店並みなのだ。
面白そうな本屋さんや飲み屋など多数。
古道具屋や家具屋さんもある。
次回は少しゆっくり歩いてみたい。
こうした音楽関連でも東京でつながっていけるのは本当に嬉しいことだ。
将来的には自然関連と音楽をミックスして、何か発信できたらと思う。

風ある林整骨院(埼玉県・幸手市)

幸手では、大学時代の日本一周バイク旅で知りあって以来の付きあいの友人のところで講演となる。
彼は風ある林整骨院を開業して、地域の人たちをケアしている。
そんな彼の整骨院で、主に患者さんたちに講演したのだが、思いのほか子供も多く、小学生から中学生、大人とバラエティ。
しかし講演のフィードバックのお粥パーティが人員不足でばたばたとしてしまい、ばらばらに食べて帰るという、少し今後の課題になる形が残った。
これは自分自身でも気をつけていかなければならないことで、「本質が何か」ということを考えさせられる。
知らない人同士でも「美味しいね」と言いながら仲よくなっていくためには、ホストがやはり必要だということを痛感する。
風ある林整骨院では多くのことを気づき学ばせてもらった。
実際に本業を犠牲にして時間をさき、イベントを動かしてもらう苦労は、自分もよく知っている。
本当にやってよかった、と言ってもらえるようなイベントや講演ができるように努力していきたい。

風の旅行社共催 トラットリア ラーチェロ(東京都・茅場町)


東京に戻り、風の旅行社との共催イベントをイタリアンレストラン、ラーチェロで行う。
ラーチェロのシェフ中川氏との出会いはまずmixiだった。
それがご縁あって今回講演会とパーティの会場に使わせてもらえたのだ。
このラーチェロでは中川氏の料理やホストするスタッフが素晴らしかった。
過去に行った風のパーティでも間違いなく群をぬいてすごい。
完全にお客さん第1に常に目を配り、料理を通じてもてなしや出会いの心を表現していく姿勢。
本当に私もやられてしまった。
テーブルに置かれた深紅のバラの花だけでも心意気がストレートに伝わってきた。
こんなかたちで、プロにしっかりサポートしてもらう会の素晴らしさを味わうことができて幸せだった。
お腹も心も満たされて、最後は中川氏とアコースティックライヴ。
これも最高に熱く感動的。
大人の、同じルーツの音楽を聴いてきた者同士の初共演。
気を利かせてくれるフレーズや、終始笑顔の中川氏に胸が熱くなる。
大切なオールドギターのコレクションを使わせていただいたことも、本当に感謝に尽きない。
今回のいろいろなイベントのなかで、完全な「プロの演出」はもしかするとここだけかもしれない…というくらい完璧にサポートしてもらう。
出会いの素晴らしさはどこでも変わらない感動があるが、プロとして演出されたり会を運ばれると、本当にたまらなく嬉しく、心から感謝したいと思う。
ここでも多くを学ばせてもらった。
来年も絶対にセットアップして、皆さんに紹介したい場所であることはいうまでもないだろう。
異業種だが、これほど共感できた人とお店も、そうめったにあるものではない。
中川氏と私をつないでくれた素晴らしい音楽にも感謝。

トラットリア ラーチェロについて詳しい情報はこちら
» ぐるなび トラットリア ラーチェロ


3に続く。


この記事のタグ: , ,

Comments are closed.

What's this?

BLOG TOP>カテゴリー:「安藤誠の世界」の記事:「安藤誠の世界2010」本州編終了2 です。