誠とは?~ツアーレポート1

2011 / 10 / 25

安藤誠の世界も福岡まできている。
各地で本当に素晴らしい出会いや気づきをいただきながらの秋の日本旅。

スペース【樂游館】(らくゆうくわん)(愛知県・常滑市小倉町)

安藤誠の世界の出発は愛知の楽游館、いつものように五平餅を炭で焼くおばちゃん
たちに餅を手渡されながらのご挨拶。
歴史的な建物から2階ではエリーさんが苔玉教室。
着物姿の女性たちも和菓子と抹茶を楽しんでいたり。
そんな魅力的な世界でゆっくり講演。
お粥のパーティも楽しんでもらったり参加者の方々にはじっくり楽しんでもらえたかもしれない。
楽游館は今月29日にも再び講演がある。

◆10月29日(土)【スライド講演「自由人の生き方」】
スペース【樂游館】(らくゆうくわん)
若い人歓迎のスペシャル講演。
もちろん大人もOK。
寝袋持参でお泊り可能。
お問い合わせください。

講演 ¥1500
別に実費の夕食パーティがあります。
愛知県常滑市小倉町5-84

お問い合わせ » Tel 0569-44-2550
スペース樂游館について詳しい情報はこちら
» 樂游館へようこそ

韓国名家 唐辛子 豊川店(愛知県・豊川市)

翌日、豊川に移動して一緒にハネムーンアラスカにいった若夫婦のレストランである
唐辛子で講演。
私が究極と呼んでいるラーメンや美味しい韓国料理。
あまりの美味しさに講演を忘れそうになる。
キムチも私の知っている最高の逸品だ。
スクリーンを用意してくれて映像が美しく表現されたり、楽游館で素晴らしい出会いをしたアイリッシュハープ奏者のみささんも追いかけで参加。
2度目の2人の共演。
アイリッシュハープとギターは想像以上に素敵な音の世界。
キャンドルの光での演奏も雰囲気抜群。
若いお客さんが多く、こちらもおおいに刺激になる。

Bar roots&fruits(静岡県・富士宮市)

富士宮ではルーツ&フルーツの大人の雰囲気と暖かいアットホ-ムさを同時に体感。
富士宮焼きそばや生しらすをいただいたり。
講演終了には、にぎりたての暖かいおむすびを渡される。
来ていただくお客さんも3回連続とか、夏にヒッコリーに来てくれた家族だったり。
今回はルーツ&フルーツの岩崎くんに紹介された4代続く明治創業の床屋さんにも行った。
最高に満足な時間を床屋さんで過ごす。
職人の技やこだわりを充分楽しませてくれたり、4代ならではの地元の話を聞く。
知らない町にどんどん知り合いができて、いつのまにか毎年訪れるのが本当に楽しみになっている。

メリーゴーランド京都ギャラリー(京都府・下京区)

岡崎でプライベート講演をしたあと、京都も素敵な絵本屋さんでの講演。
良質な本ばかり選びぬかれて並んでいる志のあるお店。
懐かしいお客さんたちとの再会や、古都ならではの雰囲気に魅了される。
店主のじゅんさんとウクレレとのミニライヴ。
これもほんわかとしたいい時間となった。
大阪のホテルに戻りながら、ガイドのくげさんと天一を食べながらいろいろと話す。
同じプロガイドとしての話や彼の家族の話、本当に興味深い話だった。
彼を豊岡に送りホテルにチェックインは深夜2時半。
我ながら体力に感謝だ。

大阪コミュニケーションアートスクール(大阪府)

翌朝は8時に行動開始、大阪コミュニケーションアートスクールで朝1番からの講義。
今回は週末にもかかわらず自主参加の授業に多くの学生が来てくれた。
講義のあと、男女が研修に来たいと真剣に話にきていた。
今回の「安藤誠の世界」は学生や若者たちにも夢や方向性を伝えたいという大義がある。
しかし実際は無気力や言われたことしかやらない、口や表面上はイエスやありがとうでも心の底や思いという部分ではできない、無理、ありがたくない。
そんな混沌としてきた若者の世界で一体何を伝えていけるのか、という迷いも多々あった。
しかし迷うことはないのだ。
正しいと思うことを信念をもって伝えるしかない。
今回大阪でも強く感じた。
それと同時に強く感じたのはどんな風に子供や学生時代を育ち過ごしてきたか?
これからは子供のヒッコリーの受け入れや体験プログラムの充実をさらに深く考えたい。

琵琶湖リゾートクラブ(滋賀県・守山市)

琵琶湖では、「琵琶湖クリーンアップ事業10周年」という記念に、基調講演で参加させていただいた。
皆さんとごみ拾いをしてからの講演。
琵琶湖写真コンテストの最終審査もさせていただき、こちらも充実した時間となる。
皆さんに思いを伝え、皆さんの思いを感じる。
私の講演や写真を通じて、何かやる気を感じてもらったり、気づいてもらえたら、本当に嬉しいことだ。
そして心から感謝したい。

福岡県立柏陵高等学校 普通科環境科学コース(福岡県・福岡市)

福岡では、高校での環境教育の一環で講演。
高校生たちの若いエネルギーに今の私の思いをぶつけるように伝えたかった。
実際大学生のようにいねむりする学生も1人もでず、真剣に聞いてくれていた。
日本全国どこでも伝えていきたい思いは一緒だ。
それには何かを伝えて伝えた側が満足するのではなく、確実に伝わったことが結果として実践されていくところまで確認できることが大切だと思う。
いくら正しいと思って伝えても、実践されたり、結果をともなってこなければならないということだ。
夢を実現していく大人とは?
1人では何もできないから皆でやりたいという若い人たち。
1人旅もなかなかできない。
しかし渡り鳥たちは、力のある、ない、に関わらず、基本1人で飛ぶ。
誰かに乗っかったり、おんぶしたりはしないのである。
自己完結できることが自然という話や、自分の大切な夢を、困難や障害にぶつかるとやっぱり違う、向いてなかった、とあきらめる、残念な若者たちの現状をふまえながら、自然や人に思いをこめて話してきた。
あきらめることは、自分で自分の夢を封印するだけではなく、それに関わったすべての関連性や人をも停止させたり断ち切るということ。
自然界には自分で不可能というサイン出しはないということ。

鹿児島からは、今年自転車で1人最北端を目指した15歳の娘の小講演とセットで関東まで10日ほどまわる。
多くの人達に出会いながら、その出会いの意味や大切さを感じていきたい。
あきらめなかったり、行動した人しか真実はつかめない。
虚の世界はいくらでも現実として正当化したりできるが、あきらめた世界は永遠に夢の実現を待たされている。
私の父や母が、言ったことを成す人間として誠と名付けてくれたことに感謝している。
誠塾の基本方針を持って、この「安藤誠の世界」を頑張っていきたい。


この記事のタグ:

Comments are closed.

What's this?

BLOG TOP>カテゴリー:「安藤誠の世界」の記事:誠とは?~ツアーレポート1 です。