釧路湿原の奥地へ

2009 / 5 / 10 |季節のおすすめ, 5月のガイドレポート

連休中に、ヒッコリーの常連さんと新しいアシスタントの上村と、カヌーでしかアプローチできないルートで湿原最深部に入ってきた。

釧路湿原最深部へ

カヌー1艇がぎりぎり通過できるような、細い水路を何キロか漕いでいく。
特別保護区はキラコタンから年間を通じて入るが、今回は水路。

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アラスカハイウェイより

2009 / 4 / 8 |アラスカガイド

アラスカハイウェイさてアラスカハイウェイ。結局4500キロちょっとを走ってきました。
特にカナダへ初入国が車でビーバークリークというのが最高で、ボーダーで素敵な国境警備隊のお姉さんが、
「あら、カナダ初入国?ビーバークリークのスタンプ受けるなんて!」と満面の笑顔。
アンカレジから最高のロケーションのグレンハイウェイを抜け、トクジャンクションからヘインズジャンクションへ、16時間1100キロを、晴れ、くもり、吹雪、朝から夜中、と走った。
途中睡魔や幻想?のなか、ウサギやライチョウのバンバン飛び交う道。
ときどきカリブーも横切る道。80キロから100キロのスピードで信号もない道をひたすら、である。対向車も後続も、もちろんほとんどいない。まさに孤独の世界。考えごともいろいろしたがそれはまるで禅の世界のよう。そう途中から無の世界なのだ。現実なのか夢なのかも一瞬わからなくなる。ただひたすら、荒野を走るのだ。 » Read the rest of this entry «

2008年 酪農学園アウトドア実習

2009 / 3 / 16 |ガイド, 釧路新聞連載エッセイ

純粋で無垢な若い感性と純粋で無垢な自然のなかでともにすごす。これだけでも最高の時間のプレゼントをもらったようなものだ。

今回のガイド研修は技術や心構えうんぬんの前にどれだけ人に感動を伝えることができるかどうか。つまり自分がどれだけ感動できるかということをひとつテーマとして考えてみた。


その方向で夜間に国立公園の奥に入りまったくの無人地帯で静寂な支配する森で星明りでカヌーをするという大胆なプログラムを設定。今回のガイド実習の目玉のひとつでもあった。学生たちはまさかこんな夜に森でカヌーという驚きはあったものの1人2人ではなく団体ということもあり楽しげに夜の森へとむかった。 » Read the rest of this entry «

釧路川のカヌー

2009 / 3 / 16 |ガイド, 釧路新聞連載エッセイ

カヌー01釧路川をカヌーでくだることとは?

単純にカヌーに興味がある方や他の地域で体験してみて興味がわいてきた方。まったくひらめきや憧れで申しこんだ方も含めて釧路川をカヌーでくだる素晴らしさは言葉だけで表現するのは難しいかもしれない。

それを体験した方の感想はどんなだろうか?まずほとんどの人がカヌーは自分で漕がなければならない、漕ぐのが大変。ひっくりかえって沈没、怖い。体験前にはほとんどの人が同じような不安を持っている。しかし川くだりが終わりカヌーがどんな体験だったかは人それぞれの感想としても怖い、大変という不安はまったくといって消えているのがほとんどの体験者の特徴である。

では釧路川をカヌーでくだることとはいったいどんな意義や意味があるのだろうか。 » Read the rest of this entry «

ゴールデンウィークのおすすめ

2009 / 3 / 15 |ガイド, 季節のおすすめ

p1020374一般的に釧路湿原が一年でもっとも地味なシーズンと思われている時期。
ところが湿原を見おろす丘陵地は、まだミズナラなどの葉が茂らず最高の見晴らし。
そして夏鳥たちの多くが釧路湿原周辺に渡ってきているのです。
もちろん木々の葉が茂っていないことは、
眺望同様に鳥たちを見つけやすく、初心者でも多くの鳥を確認できるチャンス。
さらに、釧路川はもちろん周辺の川も、
1年でもっとも増水している、まさに「水の大地」。
カヌーから見る景色も水位が1メートル以上あがっていて、
夏に見る景色とは別物。
自然相手に「オフシーズン」や「お勧めできない時期」などありません。
暖かいウェアリングで大いに北の春を楽しみましょう。

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