昨日から3日間のバードウォッチングガイドで釧路湿原をお客さんと動いている。チゴハヤブサのペアやエゾフクロウの雛の巣立ち、タンチョウ子育てと豪華ガイドメニュー。
しかし今日私が大興奮!目の前に疑う余地のないヒグマ【(アイヌ語で)キムンカムイ】がいる!年に1回か2回は出会うが、今年は早いし距離が近い!
湿原から山へ移動中らしく、私の車の停車で湿原をうろうろしていた。これは道路を渡って山に行きたいのだとクマ同士(ヒグマと私)の意思の疎通ができたので、即座にエンジンを止めて様子を見る。
お客さんは4人、静まりかえってから皆興奮。状況説明をしながら皆で見守る。
するとなんとすっくと立ち上がった!!!
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興奮!キムンカムイ
2009 / 5 / 24 |季節のおすすめ, 5月のガイドレポート
ヒグマに威嚇される
2007 / 9 / 5 |8月のガイドレポート
ばたばたしてるうちに9月。8月の最後のカヌーツアー中の出来事。 釧路湿原に限らず、北海道でならどこでもクマに遭遇する可能性がある、という前提でガイドをしている。人が普段入らない森や川は特に注意が必要である。森や湿原のガイドではもちろんだが、カヌーガイド中にもクマの痕跡や足跡を普段からよく見る。
今回は出艇してから数分でクマの足跡を発見。
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大人のカヌーツアー2日目
2007 / 8 / 27 |8月のガイドレポート
大人のカヌーツアー2日目は少し遠出して、牡蠣で有名な厚岸町の別寒辺牛川でロングツーリング。途中1度上陸あり、のまる1日ツアー。
スタート地点には大きく「クマ出没中注意」の看板がやたら目につく。そう、この川はクマの密度が非常に高い。言い方を変えれば、最高の自然バランスがまだ残っている、素晴らしい川と、その川を取り巻く環境なのである。
うっそうとした森の中を流れる川に、ときどき身をかがめて枝をくぐるスリル。ガイドも気を抜けない、なぜならばカヌーの通過ラインがわずか1メートルほどの倒木密集地帯もあるからだ。
それにしてもお客さんの反応も早い。「昨日の釧路川もこれ以上ない素晴らしさと思ったけど、ここもすごい!感激です!」を連発。私も心から素晴らしい川下りと実感しながらのパドリング 。 » Read the rest of this entry «
別寒辺牛川カヌーツアー
2007 / 8 / 19 |季節のおすすめ, 8月のガイドレポート
今日は久々に大好きな別寒辺牛川に先日から動いているカヌーツアーで入った。
厚岸水鳥観察館でまずは情報収集。そこでいきなりオジロワシの声。あわててスコープで探すとなんと4羽のオジロの成鳥がバトル。しばし、お客さんと見とれる。
クマ出没注意だらけの上流からカラフトマス狙いの釣り人を尻目にスタート。
ここはまさに原始林の中の川。スタートしてすぐに倒木だらけのきつい コーナーをぬける。コーナーをぬけると、まさに森の中を静かに流れる川の美しい風景に、おもわずお客さんからため息がもれる。
ヒグマがしばし川を横切るので有名なこの川、今日も釣り人から「クマが泳いで渡ってくるから気をつけるんだよ」とか。
それにしても美しい流れ、そして静寂。
カヌーの横をカツラや白樺の落葉がゆっくりと流れる。
ここは釧路川源流のような忙しさはなく、倒木や障害物も落ち着いてかわしていける。
ばしゃ!カラフトマスか?いやここはイトウの川。いずれにせよ50センチ以上のマスが跳ねる。 » Read the rest of this entry «