5月の連休から今日まで、昨年同様まったく湿原の水位が下がらない。
昨年の長雨や冷夏を思いだすが、心おどる探検ができるのも長雨の結果。
5月はリピーターのお客さんたちと地形図をもってカヌーで釧路湿原探検。
カヌーで「川下り」は一般の話で、我々はなぜか「川をさかのぼる」のである。
これは増水しているときに、釧路湿原全体が細かいクリークのような水路があちこちにできて、可能になる。
当然、地形図がないと広大な湿原で自分がどこにいるか、どこに行こうとしているか、もわからなくなってしまう。
ところがこの探検カヌーが面白いのだ。
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Into the Marshland
2010 / 5 / 26 |5月のガイドレポート
力の限界とは?
2009 / 8 / 14 |ヒッコリーウィンドのこと, 雑記
力の限界?
今年は10年に1度あるか?という雨の多さにのくわえて、ガイドも深夜までおよび、おまけにお客さんのスケジュール変更など、体力的に初めて危険や限界を感じたシーズンでもありました。しかし家族をはじめお客さんの協力、自然からのギフトなど、ここまでなんとかきています。
また忍さんもカフェで精力的に頑張って、おいしくカラダも喜ぶランチでお客さんたちを喜ばせたり。アシスタントの上村の素晴らしいスキルや協力にも助けられたり。
先日は7歳からのつきあいの親友が1日だけですが来てくれたり、またお客さんでも素晴らしい感性の方がたくさんいて、そういう人からのパワーでも、元気をもらっています。 » Read the rest of this entry «
4週連続の週末雨
2009 / 6 / 24 |季節のおすすめ, 6月のガイドレポート
6月の雨が例年の2.5倍以上になっている釧路湿原。
当然週末はすべてツアーやガイドでうまっている時期。プロガイドとしての基本や厳しい条件下での仕事が試されている。それでも私はかなり、雨のプレッシャーも天候悪条件も含めて楽しんでいる。
特に初めてのお客さんは、天気予報でほとんどあきらめや期待感なしでくるので、これまた楽しい。そう。いい意味で「つまらない」「ダメだ」の予想を大きく裏切ってみせること。あきらめている人を喜ばせることは楽しいのだ。
実際に雨やくもりの自然は素晴らしい。いつから晴れがよくて、くもりや雨はダメなのか。
確かに雨は、外ではわずらわしいことがたくさんだが、素敵なこともたくさんある。 » Read the rest of this entry «
釧路湿原の奥地へ
2009 / 5 / 10 |季節のおすすめ, 5月のガイドレポート
連休中に、ヒッコリーの常連さんと新しいアシスタントの上村と、カヌーでしかアプローチできないルートで湿原最深部に入ってきた。
カヌー1艇がぎりぎり通過できるような、細い水路を何キロか漕いでいく。
特別保護区はキラコタンから年間を通じて入るが、今回は水路。
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2008年 酪農学園アウトドア実習
2009 / 3 / 16 |ガイド, 釧路新聞連載エッセイ
純粋で無垢な若い感性と純粋で無垢な自然のなかでともにすごす。これだけでも最高の時間のプレゼントをもらったようなものだ。
今回のガイド研修は技術や心構えうんぬんの前にどれだけ人に感動を伝えることができるかどうか。つまり自分がどれだけ感動できるかということをひとつテーマとして考えてみた。
その方向で夜間に国立公園の奥に入りまったくの無人地帯で静寂な支配する森で星明りでカヌーをするという大胆なプログラムを設定。今回のガイド実習の目玉のひとつでもあった。学生たちはまさかこんな夜に森でカヌーという驚きはあったものの1人2人ではなく団体ということもあり楽しげに夜の森へとむかった。 » Read the rest of this entry «