東北関東大地震とアラスカガイド

2011 / 3 / 17 |アラスカガイド

地震の時はガイド中で台湾からのお客さんを釧路に送っていくときでした。
釧路川が逆流している光景をみながら、ルート確認しながら釧路駅へ無事到着。
福島いわき市や東京からいらしていたお客さんもなんとか東京に帰られました。

大惨事を目の当たりにしながら、日々釧路湿原では変わらない生命の営みが美しく静かに続いています。
ガイド中も何度も自分にこれでいいのか?と問いかけながらの日々。
しかしお客さんに最低限の安否や現状を確認して、あとは全力で自分の使命を果たすのみとガイドに集中しました。 » Read the rest of this entry «

2月を乗り切る

2011 / 3 / 3 |2月のガイドレポート


自分の限界をいったい何度越えたのか(笑)
それはすべて、お客さんとの出会いと、喜んでもらえる笑顔のおかげだ。
難しいガイドや海外の仕事が半分以上を占め、いまだどうやって乗り切ったか実感がわかないほどの2月だった。 » Read the rest of this entry «

Blue River Crane

2011 / 1 / 5 |季節のおすすめ, 11月のガイドレポート

釧路湿原を絵画や文で表現してきた佐々木栄松氏。
私も20代の時に彼の作品、とりわけイトウや湿原の釣りに強く魅かれた。
ガイドとして釧路湿原に入っていく私にとって、彼の時代(今から50年以上前)の湿原やそこに暮らす人や生き物たちには独特の輝きを感じていた。
その佐々木氏の作品でも、漆黒や群青を巧みに使い、湿原を描いた作品は強烈だった。昼間の湿原は一般的に様々な人たちに描かれてきたが夜の湿原はどうだったろう。
私にとって夜や闇の表現はいつのまにかBLUEの世界となっていた。
それは佐々木氏の夜の湿原を描く漆黒がBLUEで表現されていたから。
その闇に浮かびあがる純白のタンチョウと湿原の花々たち。
そして美しいBLUEで描かれた水辺。

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2011 Great Hearted Year

2011 / 1 / 1 |ヒッコリーウィンドのこと

2011年のはじまりに。

タンチョウ子育て

2010 / 5 / 19 |5月のガイドレポート

今年は昨年より、湿原全体のタンチョウの子育て開始が早い。昨年6月スタートが今年はほとんど5月の1週目から。ガイド的には新緑のブラインドを考えると有利な条件。6月中旬くらいまでは、可愛い甘えん坊の雛たちや全身全霊で愛情を注ぐタンチョウの親たちをじっくり観察できそうだ。今私が押さえている子育て夫婦は4つがい。うちひと組は兄弟を育てている。

タンチョウの子育てについては、「特別」と言っていいほど、夫婦のタンチョウの深い愛情に心打たれるはずだ。ザリガニを与えるのもわざわざ遠くから運んでくる。それだけではなくザリガニのハサミをちゃんと取りのぞいたり。その愛情のきめ細やかさや丁寧さには、人間も脱帽もの。

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Where Am I?

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