1月から途切れることなく仕事ができる。
しかし精神的にも肉体的にも余力がなくなって、本当に精いっぱいやるしかない状態だ。
多くの人たち、そしてお客さんたちに助けられ、なんとかやれている。
そんななかで日々思うこと。
それは1日1日を、できる限り、悔いのないよう頑張ること。
先日の2月フクロウツアーでは、今年の大雪と寒波で観察不能か?と思われたが、お客さんらの絶大な信頼や想いを感じると、不可能でも可能にしなくてはという気持ちになる。
結果初めての場所で、樹洞ではなく枝にとまるフクロウを発見。
ダメもとで森を歩きながら絶対あきらめたくないと一心不乱だった。
引き返そうとしたとき心に声が響いた。
ここだよ!
振り返ると5メートルほどのところにフクロウはいた。
涙が出てきた。
フクロウに何度もお礼をいいながら走った。
お客さんに早く見せたい。
車で待っているお客さんたちに事情を説明して、どんなことがあっても彼を飛ばしてはいけない、という提案と私の指示で観察する段取りだ。
全員で最高の時間を過ごせた。
フクロウもそのまま木にとまっていた。
あきらめないこと。
想いがあるか?
また、フクロウや自然やお客さんは、私に力と希望をくれた。
多くの人に支えられ、そして自然にも支えられ、私は本当に幸せだ。
また泣けてきた。
羅臼にも1週間に3回ペース。
オオワシやシマフクロウも素晴らしい。
アラスカ出発まであと5日、今日から映画の仕事を出発まで。
頑張れる!