アラスカへのフライト当日までガイドや講義というパターンは初めての経験。
おまけにフライトキャンセルやJRのまさかの途中運休。
ガイドの如くその場その場での判断を迫られた。
また家族やANAの近藤さん、花野の協力もあり、帯広から自分で運転して新千歳へ。
高速が途中封鎖(笑)やホワイトアウト(泣)のなか、一晩かけて無事フライトに間に合い、そのままフェアバンクスまで休みなく到着。
疲れて動けないはずが現地で仕込みが終わった時点で1人、無意識に北へ車を走らせていた。
走行中にまさかのオーロラダンス。
慌てて車を森に止めて撮影。
天からまるで降り注ぐかのような優しい光。
訳もなく目頭が熱くなり涙があふれた。
目をこすったら痛い、マイナス36度!!
涙のフリーズドライ完成。
カメラの動作も怪しい。
久々のマイナス35度超えだ。
北海道の暖冬が笑えた。
アラスカ到着の初日に大きなオーロラダンス。
なんだか北に憧れている自分が、まるで北に守られているかのように思えた。
まだまだやれるし、やらせてもらっているのだ。
昼間の最高気温マイナス18度!
夜朝方の最低気温マイナス36度!
なんて強烈な冬なんだろう。
やる気が蒸気を噴き上げるかのように湧いてくる。
1人でもこの素晴らしいアラスカの自然やオーロラのパワーをガイドできたら嬉しく思う。
森のフクロウカップルもホテルの横の森で優しく鳴いている声がここまで聞こえてきた。