明日からエイモスたちがやってくる

2009 / 4 / 26

明日からエイモスがやってきます。
なんだか懐かしい友人がやってくるような感じ。2年前のどうしよう?という感覚ではなく今回はいかにエイモスを喜ばせるか。ベースのぶんさんやギターの忍さん、スタッフのオードリーさんらも日本中まわってお疲れ。疲れがとれる滞在とリフレッシュしてまた元気になってもらえるといいです。

伝説の名演やまねのできない演奏を40年以上一線で続けてきたエイモス。釧路湿原の鶴居村でそれが披露される。あのベターディズの憧れの夢のようなプレイもだ。

鶴居村にエイモスがいるという奇跡。今回はその奇跡を実感できるかもしれない。多くの人とその奇跡が共有できたら幸せだ。それは単なる「ライヴを観た、コンサートに行った」とは別の次元のもの。「気づき」のようなものにできたらいい。

筋の通ったこと、ましてや40年以上通してきたことならば、やはり同じようにジャンルは違っても丁寧に生きる、これからをしっかり生きたいという人には確実に響くはずだ。

そもそも今回鶴居村にエイモスを呼んでいるのは、あの華麗なプレイを聴きたいとか伝説だからではない。本物を追求し真実のありのままをこの釧路湿原の地に響かせること。おおげさに聞こえるかもしれないが、エイモスの音楽に絶対の確信をもっているからだ。

「出会いと感動の場」「学びの場」をうたったヒッコリーウィンドのミッション。しかし今回はそこにそれを継続していくことの難しさもさらに加わった。自分だけの問題ではないが、なんとかするつもりだ。少なくてもできることはやり、今後も続けていきたい。口先だけで世相や時勢を嘆くのはやめにしたい。

私自身がエイモスの音魂に触れるのをもっとも必要としているのは間違いない。音楽は不景気にそぎとられるもの?それをいえば私のやっている宿泊やガイド、出会いと感動、学びなどなくても生きていける?

いや衣食住という生活の土台こそが出会いと感動、学びだ。生きていく価値を問う部分。生きていく気力や喜びを作りだす部分。

北海道から、釧路湿原の小さな村から。


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