In Washinton D.C Nature’s Best Photography 2014-2015

2015 / 11 / 15

Category : Birds Most Excellent Winner "Snow White"
一昨日にスミソニアン自然史博物館にて受賞式を終えて心身ともに少しほっとしたところです。
長いツアーと様々な緊張をくぐり、昨日は声が出なくなり、身体は鉛のように(笑)。
今日は睡眠十分とれてきたせいか動けています。
スミソニアンでの式典は本当に映画かテレビをみているかのような感覚。
ステージにあがっている自分が不思議でした。
家族や友人たちの暖かい祝福や関係者皆さんの配慮も本当にありがたかった。
小学生時代からの親友は当日タキシードまで用意して自分のことのように喜んでくれたり、大阪から休みをとって旅サポートに来てくれたMさん。
受賞は本当に様々な人達に感謝を伝えることができる良い機会になったこと。
そして支えてもらっている意味や重さもしかり。
表彰という本当の意味を今、知ることができて本当によかったと思う。
なかなか一人になる時間がなかった最近だが、スミソニアンではほんの少しだが一人、世界中の受賞者の作品をじっくり見つめる時間があった。
それは心奥底からふつふつと静かに湧いてくる永遠のウィルダネスで仕事をできる喜び、まだ見ぬ自然の奇跡への憧れ。
そしてそれを日本や世界の人達にガイドしていく決意の確認の時間だった。
今回の受賞も素晴らしい北海道や鶴居村のタンチョウを世界にガイドできたことだと思っている。
そしてこの世界の大舞台であるスミソニアンへ若い人たちを未来に導けたらいい。
今、私のあたまの中は北海道のトドマツやミズナラの森、ヒグマの眼差し、ワタリガラスの声、湿原はるか奥にゆらめく雄鹿の大きな角、雪裡川でタンチョウたちの鳴き交わす声が聞こえる。
帰国してすぐにイベントや講演がたっぷりだが、また皆さんと今回の旅や北海道やアラスカの自然の話をできるのを楽しみにしています。


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