エゾフクロウのガイドの次は知床にてシマフクロウ。
猛吹雪の中をドライヴして知床半島へ。
本格的な冬道は久々に緊張する。
来年に動くANAのワンダーアースという、国内最高を目指すネイチャーツアー企画。
食事構成から細かいトレッキングや鳥や動物観察のチェック他、網走の北方民族資料館でのレクチャーや北こぶし(ウトロ）のホテルでのスライド講演など、私の持てる力を振り絞ってのツアー。
このツアーの中にシマフクロウの観察もあるのだ。
今回はＡＮＡスタッフ２名と現地視察や交渉へ知床入り。
今まで日本になかったと言わせる最高のツアーを作っている。
北海道の観光歴史にもない本格的なネイチャーツアーを企画実行成功させるという壮大なミッションだが、自分にしかできない世界に通用する仕事をするべきだと決意している。多くの人たちに支えられ信用され動いているミッション。
その人たちに敬意と感謝で応えられるようにしなければならない。
関わる多くの人たち皆に、道東への希望や未来をイメージさせ、やる気と誇りをもたせることができたら素晴らしい。
冬道の運転も叩きつける吹雪も大丈夫。
シマフクロウは降りしきる雪の夜に静かに微笑み、信じられないことに私に向かって飛んできた！
関わるすべてのことに敬意を払い、己を信じてやれること全てをやれと。
今まで映したことのないシマフクロウの姿がカメラのモニターにあった。
シマフクロウのガイド
2013 / 11 / 29
