1人オートバイと1週間の旅2

2014 / 5 / 18

アリスイ
自分自身を見直す。
それは流れる景色と匂いのなか本当に贅沢な時間でもある。
仕事は自分でやりたくてやっているのだが、好きなことをやっているなか自分が本当に好きなことをやれること。
オートバイの一人旅は別格だ。
仕事のこともたっぷり考えられるし(笑)
何よりも、20代のころのように全開にすることが少しもったいないとまで考えるようになっていた。
そう、この時間がどれほど貴重で素晴らしいかを、別の感性で感じるようになったから。
23歳の時に手に入れたバイクに、自分は歳を重ねて同じバイクで走る。
雨の札幌の、オートランドという20代からの付き合いのバイク屋さんの社長があ~まだこれ乗ってるの!とバイクを撫でた。
隣から車で来店していた熟年ライダーも寄ってきて、ああ、こういうライダーは今はほとんど見かけないね、今日はなんだか元気がでて嬉しくなってきたと。
雨の日や寒いコンディションでもスキルや装備、技術を使ってふつうに走ること。
これはこれからもできたらいい。
やっぱり好きなことは苦にはならないのだ。
そしてそれを少しずつでも継続し極めていければ人生の豊かさの価値がまた違ってくるかもしれない。
旅をしながらやっぱり鳥の声や木々や花に反応してしまうのも(笑)
そんななかアリスイを見つけて初撮影に成功。
ノゴマは初めて釧路湿原より先にほかの地域でみた。
ニリンソウとオオバナノエンレイソウも走りながらあちこちの森で咲いている。
そういえば20代のころ、よく人に、雨の日や寒い日を走るライダーだからこそ、晴れのうれしさや熱いコーヒーの美味しさは違うんです、なんて真剣に語ってた(笑)

ニリンソウとオオバナノエンレイソウ
ノゴマ


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