ツアー後半へ

2010 / 11 / 4 |「安藤誠の世界」

おとといまで怒涛の日々(笑)で気力・体力も、マックス。
しかし行く先々の、素晴らしい出会いや再会に支えられ、頑張ってこれている。
常滑から豊川、神奈川・座間と、本当に素晴らしかったのは言うまでもない。
常滑ではうちの研修生に教えられ、考えさせられた。
初めてのお客さんも多く、また、ヒッコリー関連の若者も集まってくれて、新しい展開。
樂遊館では雷の鳴るなか有意義に過ごすことができた。
若手たちに負けないよう頑張っていこう。
豊川市では、今年新婚旅行をガイドした夫婦のお店で講演。
ここは平均年齢が低く、熱い講演と反応に自分でも驚く。
美味しいスペシャルラーメンをいただき、神奈川・座間へ走る。
座間は麦っ子畑保育園。
朝10時に、他の保育園も合わせて80人以上の子供たちに講演。
園児とは思えない素敵な反応と聞く姿勢に大感動。
園児たちからたくさんの感動を学ばせてもらう。
この日はアラスカから『地球の歩き方』の牧栄君も駆けつけてくれて、即興で2人でアラスカブルースを披露。
園児たちと先生の度肝をぬく。
こうして全国を歩き、話をさせていただく機会を与えられ、心から感謝。
講演しながら学ばせてもらっているのは私本人だ。
明日いよいよ銀座から最後の1週間が始まる。
下がってくる気温と反比例して、私の想いは熱くなってきた。

素晴らしかった滋賀

2010 / 10 / 31 |「安藤誠の世界」

気がつくと3年前10数人だった講演会が今年は80人。
滋賀県はキーパーソンの宝庫で、若手から先輩方まで素晴らしい人材がたくさん。
井関くんのプロデュースも年々カスタマイズされ、今年はポスターだけで人を呼べたほど。
本当に嬉しく、感謝だ。
今年はバイオリンの木下さん、ビオラのみかさん、そしてチェロの井関くんとのミニコンサートも素晴らしかった。
会場には、懐かしい、北海道に来ていただいたお客さ んや、最近いらしていた方々との、嬉しい再会がたくさん。
琵琶湖と比叡山の気の流れなのか。
自然な流れで素敵な出会いや時間が作られ、流れる。
初めての滋賀からお世話になっている、ながと氏のゲストハウスにお世話になり、翌朝はお粥会。
皆で滋賀トッピングでヒッコリーウィンドのお粥を楽しむ。
最高のスローフードの時間と在り方だった。
皆と別れるのが本当にさみしくなる、暖かな滋賀、琵琶湖。
他の地域からも、来年はぜひ滋賀に来てみてほしい。
不思議な力と素晴らしい人たちがあふれる場所なのだ。

大阪コミュニケーションアートスクール

2010 / 10 / 29 |「安藤誠の世界」

この時期にはめずらしく冷え込んだ大阪。今年もOCAに特別授業にやってきた。
最初の1時間半の授業は、いつもとは違う動物飼育の学生たち。
人数も多く、100人を超えている。
今回のツアーで、学生対象はこの大阪が九州に続き2回目なのだが、満員状態の教室はいろいろな意味で熱気がどんどんあふれてきた。 » Read the rest of this entry «

広島・宮島街道にて

2010 / 10 / 27 |「安藤誠の世界」

本当に素晴らしい出会いの夜だった。
そもそもネットで知り合った、1度も会ったことのない、広島在住の女性日本画家、敦子さんが鍵。
彼女との出会いこそ今回のフォトエッセイ「オーディナリーミラクル」の冒頭メッセージそのもの。
そして彼女を介して集まっていただいた皆も、同様に素敵な人たち。
カフェも丁寧な仕事が手に取るようにわかる最高のお店だ。
お店に入った瞬間から、そこにいたカフェオーナーさんや常連さんに心が和み、今日は最高の夜になると確信。
結果はそれ以上に素敵な夜になった。
愛情あふれるキッシュやスコーンのプレートを囲み、スライド講演も和気あいあいとのんびり。
じっくり皆に話すことができた。
広島に来る楽しみがこんなかたちでできるなんて、本当に幸せだ。
美しい瀬戸内の海と山々。
平和と祈りの街。
敦子さんとの魂の出会いは、まわりの人をも幸せにする出会い。
心から深く感謝。

自然と人と情熱の南大隅

2010 / 10 / 26 |「安藤誠の世界」

本当に熱かった。
気温も27度でありえないが(笑)。
昨年から交流している中村氏の計らいで、まず地元小学校で特別授業。
生徒たちの眼がきらきらで、最近見たことのない輝きだ。
学校も、猿がやってくるという山の中。
楽しく授業のあとは給食。
生徒たちの手作りのサツマイモをお土産にいただいて帰る。
南大隅は佐多岬まで30分ほどの日本の南端。
人も自然もピュア。夜講演もたくさんの人たちで賑わう。
昨年までまったく知らない土地に、信頼できる友人ができ、知り合いができていく。
本当に奇跡のように素晴らしい。
かつて大学生のときオートバイで日本中を回っていた。
今は北海道や日本、アラスカなどを背中に背負って講演している。
しかし私自身が全国の土地や自然に触れ、学ぶことが大きい。
離れると北海道も客観的によく見える。
真っ暗な九州自動車道をひた走りながら、明るい南大隅の人たちの、暖かい笑顔を振り返る。
いよいよ北上開始だ。

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