【釧路新聞2008/11月掲載】
私は今、「2008年安藤誠の世界」という全国を飛びまわる講演や演奏の旅で20日ほどで約2600キロを車でまわったところである。
そんな旅の中で前からどうしても手に入れたかった曲を旅先で手に入れることができた。カナダのサラ・マクラクランの歌う「オーディナリーミラクル」という曲で映画「シャーロットの贈り物」のエンディングで使われていた曲。私はこの曲と出会い自然ガイドとしてとても大切なものに改めて気づかされたことに感謝している。 » Read the rest of this entry «
日常の奇跡
2009 / 3 / 17 |釧路新聞連載エッセイ
2008年 酪農学園アウトドア実習
2009 / 3 / 16 |ガイド, 釧路新聞連載エッセイ
純粋で無垢な若い感性と純粋で無垢な自然のなかでともにすごす。これだけでも最高の時間のプレゼントをもらったようなものだ。
今回のガイド研修は技術や心構えうんぬんの前にどれだけ人に感動を伝えることができるかどうか。つまり自分がどれだけ感動できるかということをひとつテーマとして考えてみた。
その方向で夜間に国立公園の奥に入りまったくの無人地帯で静寂な支配する森で星明りでカヌーをするという大胆なプログラムを設定。今回のガイド実習の目玉のひとつでもあった。学生たちはまさかこんな夜に森でカヌーという驚きはあったものの1人2人ではなく団体ということもあり楽しげに夜の森へとむかった。 » Read the rest of this entry «
釧路川のカヌー
2009 / 3 / 16 |ガイド, 釧路新聞連載エッセイ
単純にカヌーに興味がある方や他の地域で体験してみて興味がわいてきた方。まったくひらめきや憧れで申しこんだ方も含めて釧路川をカヌーでくだる素晴らしさは言葉だけで表現するのは難しいかもしれない。
それを体験した方の感想はどんなだろうか?まずほとんどの人がカヌーは自分で漕がなければならない、漕ぐのが大変。ひっくりかえって沈没、怖い。体験前にはほとんどの人が同じような不安を持っている。しかし川くだりが終わりカヌーがどんな体験だったかは人それぞれの感想としても怖い、大変という不安はまったくといって消えているのがほとんどの体験者の特徴である。
では釧路川をカヌーでくだることとはいったいどんな意義や意味があるのだろうか。 » Read the rest of this entry «
人を信じること
2009 / 3 / 16 |ヒッコリーウィンドのこと, 釧路新聞連載エッセイ
今から10年ほど前に私は長年お世話になった学習塾の講師をやめて現在の宿泊施設ヒッコリーウィンドを立ち上げるべく動いた。
ところが内定をもらっていた金融機関から突然の内定取り消し。まるで最近の出来事のようだ。当時の私はまさに退職届けを済ませた状態で家族を抱えて路頭に迷う状態。ダメもとで事業計画書を持って市内の銀行を回り始めた。 » Read the rest of this entry «