マッコウクジラのシーズン

2013 / 7 / 28 |7月のガイドレポート

マッコウクジラ1 Sperm Whale

7月もまもなく終わるが、知床ではマッコウクジラのシーズンが始まっている。
ミンククジラもハシボソミズナギトリと静かな凪の海に姿を現していたが、シャチに変わって今はマッコウクジラだ。
長崎大学の音波調査もあり、かなり高い確率で遭遇可能。
壮大なハクジラの潜水を目の当たりにする。
なんだかアラスカにいるのか、北海道にいるのか、わからなくなってくる。 » Read the rest of this entry «

月光のカヌー

2013 / 7 / 27 |7月のガイドレポート

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ここ数日のガイドは月光のカヌー。
サンセットライトから星がまたたく時間まで。
家族連れや地元の夫婦を異次元の世界へと案内。

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雄阿寒岳にカムイの矢を届ける天使

2012 / 8 / 14 |7月のガイドレポート

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星のカヌーガイドのシーズンがピークになってきている。
今は夕暮れから舞うヘイケボタルが水面に映りながら飛んでいく姿や、エゾフクロウの声が楽しめる。

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北海道にヒグマの存在する意味

2012 / 7 / 29 |7月のガイドレポート


若いキムンカムイとの出会いから1週間が経つ。
知床では先週だけで4回6頭の親子のヒグマに出会った。
そのなかで嬉しい出来事があった。
夕方に兄弟の若グマをお客さんらと撮影、観察中にウトロの自然保護官の野川君と出会い、現場でヒグマについての意見交換をすることができた。
環境省や知床財団には恨みこそないが、いつも個人の意見も言わず体制やシステムのせいにしながら問題の核心に話が進まないことにストレスが多々あった。
しかし若い彼はしっかりと知床の現状把握したうえでの自分の意見を言ってきた。
立ち話だったが私も理想論ではなく具体的なビジョンをもって若グマたちの未来や行く末など意見を言わせてもらった。
嬉しいことに、早々に野川君を含めたクマ対策会議があり、メールで対策や方向性を含めた報告を彼はしてくれたのである。
それは、箱わなで捕獲してまず観光客の来ないルシャ川エリアに放獣すること。
マーキングして動きを観察報告できるようにすることなど。
おおむね私が提示した意見と一致していた。 » Read the rest of this entry «

若いキムンカムイ

2012 / 7 / 23 |7月のガイドレポート



知床で熊がみれたらというお客さんのリクエストに、きゅうきょヒグマの遭遇率の高いルートをガイドしていた。
幸運なことに至近距離で遭遇。
まだ親からはなれたばかりの若いキムンカムイ。
アリが好みなのか、一生懸命に石をひっくり返しながらアリをなめている。
私も年に数回彼らに遭遇するが、今回は距離がかなり近かった。
ファインダーから覗いた表情は無垢そのもの。
写真からもその雰囲気や表情が伝わるだろうか? » Read the rest of this entry «

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