Eastern Hokkaido Spring to Summer Dreams
Winter Passion 2013 Hokkaido Japan
冬の夜のスノーシュー
2010 / 1 / 23 |季節のおすすめ, 1月のガイドレポート
日暮れからスタートするスノーシューツアー!
日暮れのトドマツの森を歩く。きゅきゅっと雪が鳴る。無数のエゾユキウサギやキタキツネ、エゾクロテン、エゾシカらの足跡。日が暮れてみるみる暗くなるのにワクワクする。ヘッドライトを点灯させ、歩くとあっという間にヒゲが凍り始めた。鼻の下のヒゲが凍るとマイナス15度、アゴならマイナス20度だ。
お客さんは初めてのスノーシュー。しかし森の圧倒的静寂に包まることに感動。スノーシューがどうだと考えるひまもない。三日月が森も木々の間から顔を出した。気づくとまわりには無数の星が輝きはじめた。
雪が音を吸いこみ、木々が静かに話しかけてくる。足跡はそこに命の躍動と厳しさを、まるで物語のように映しだす。
月光にヤチダモが照らされ、雪原にシルエットが美しく立ち並ぶ。なんて美しく厳しく。それは荘厳といってもいいだろう。オリオンの光る夜空に青白くたたずむ山々。夜の雪原や森、空は深い青のイメージだ。
星の光と月光が雪道を美しく照らし出すので、帰りはヘッドライトをつけることを自然にやめた。なんて素敵な夜なんだろう。まるで童話絵本の世界にいるような感覚。素晴らしい時間をお客さんたちと過ごせて心から感謝。
感動!初結氷カヌー
2008 / 11 / 6 |11月のガイドレポート
今日は、7年近くツアーでこの時期を北海道から離れていた私に、フィールドにでるチャンスがあった。2名のお客さんとお任せのバードウォッチングとカヌー。山に入るなりカラマツの美しい黄色の紅葉にまずは感激。なんて美しいのだろう。大好きな美しい秋の山。
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オーストリアのスワロフスキーから
2007 / 11 / 20 |ガイド, 安藤誠のモノがたり, 11月のガイドレポート
昨日ヒッコリーウィンドになんと、オーストリアのスワロフスキー社からNO.2のポジションとマネージャーが、はるばるお越しくださった。
私の仕事ぶりの視察と挨拶をかねての鶴居入りに、本当にびっくりさせられたが、実際に彼らに会っていろいろな話ができてラッキーだった。素晴らしい紳士のレーマン氏とヒルベル氏。有志を集めて急きょスワロフスキーの懇親会も開いた。銀座からサポートのT氏も同行してもらい、スワロの歴史やテクノロジー、現在や今後についてなど、おおいに盛りあがる。
私も現場のガイドとして、いろいろな話を彼らとすることができた。おそらく、今後のスワロフスキーとのおつき合いなど、重要なポイントが押さえられたと思う。
ヒッコリーにお泊りしてもらい、早朝には日の出前からねぐらのタンチョウや大きな牡鹿、オジロワシ、ミサゴ、ヤマセミなどもガイドで見せることができた。北海道の豊かな自然や、スワロのものづくりの考え方に共感していることなど、多くを話すことができたのも嬉しい。
スワロは「30年保障」でわかるようにものづくりには、非常に丁寧な改善・対応をウリに、頑張っている。小さな鶴居村で世界の一流スワロフスキーと出会える、ということが今回自分でも素晴らしいことだと確信した。