アラスカガイド・フェアバンクス編1

2008 / 3 / 25 |アラスカガイド

フェアバンクスは昨年よりもずいぶんと寒さがゆるいような気がした。
そうは言ってもマイナス20度は普通だし、内陸のフォックスのスキー場やチェナホットスプリングではマイナス30度も軽く超える。それでも、初めて訪れるお客様にはなんとも優しくありがたかった。

夕方6時にはフェアバンクス空港に到着、レンタカーを手配して、無事に荷物を全員受け取りダウンタウンへ出発。アラスカでは3月でも夜8時半から9 時にならないと暗くならない。なんだか得した気分だ。もちろん朝も7時ではまだ真っ暗なのだが。
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アラスカの素晴らしさ

2008 / 3 / 24 |アラスカガイド

昨夜成田空港に着き、今羽田から書いています。
まずは1週間、私のガイドキャリアで最もハードなガイドでしたが無事終了。
走行距離は約1700キロ。
3日間 オーロラが観られたこと、素晴らしい景観、アラスカの鳥や動物のワイルドライフ、美味しい食べ物、素敵な出逢い…。ご一緒したお客さんと体験してくること ができた。私にとって初めての海外ガイド…諸事情で現地ドライバーとガイドがつかず移動、食事、宿泊手配、動物や鳥探しが同時進行で動くのに、恥ずかしなが ら精一杯で、解説ほか全てに自分に余裕が作れなかったのが課題になった。
是が非でもオーロラという想いは果たすことができたが、朝5時近くに眠り、4時間ほどの睡眠でガイドと運転が続き、1分でも睡眠がほしくシャワーも風呂も1度も浴びられない始末…。しかし今回のアラスカガイドは、私にとっても自分自身を見つめ直し、さらなる努力を積み重ねるべく、きっかけをたくさんギフトとして受けとることができた。アラスカの自然、人、ご一緒させていただいたお客さん、現地でお世話 になった人達…日本の家族や友人らすべてに心から感謝を。
写真つきで今夜からレポートシリーズ連載します。お楽しみに。
まずは帰国の報告で した。

オーストリアのスワロフスキーから

2007 / 11 / 20 |ガイド, 安藤誠のモノがたり, 11月のガイドレポート

タンチョウ昨日ヒッコリーウィンドになんと、オーストリアのスワロフスキー社からNO.2のポジションとマネージャーが、はるばるお越しくださった。

私の仕事ぶりの視察と挨拶をかねての鶴居入りに、本当にびっくりさせられたが、実際に彼らに会っていろいろな話ができてラッキーだった。素晴らしい紳士のレーマン氏とヒルベル氏。有志を集めて急きょスワロフスキーの懇親会も開いた。銀座からサポートのT氏も同行してもらい、スワロの歴史やテクノロジー、現在や今後についてなど、おおいに盛りあがる。

私も現場のガイドとして、いろいろな話を彼らとすることができた。おそらく、今後のスワロフスキーとのおつき合いなど、重要なポイントが押さえられたと思う。

スワロのお2人

ヒッコリーにお泊りしてもらい、早朝には日の出前からねぐらのタンチョウや大きな牡鹿、オジロワシ、ミサゴ、ヤマセミなどもガイドで見せることができた。北海道の豊かな自然や、スワロのものづくりの考え方に共感していることなど、多くを話すことができたのも嬉しい。

スワロは「30年保障」でわかるようにものづくりには、非常に丁寧な改善・対応をウリに、頑張っている。小さな鶴居村で世界の一流スワロフスキーと出会える、ということが今回自分でも素晴らしいことだと確信した。

ヒグマに威嚇される

2007 / 9 / 5 |8月のガイドレポート

ヒグマのいる川1ばたばたしてるうちに9月。8月の最後のカヌーツアー中の出来事。 釧路湿原に限らず、北海道でならどこでもクマに遭遇する可能性がある、という前提でガイドをしている。人が普段入らない森や川は特に注意が必要である。森や湿原のガイドではもちろんだが、カヌーガイド中にもクマの痕跡や足跡を普段からよく見る。

今回は出艇してから数分でクマの足跡を発見。
ヒグマの足跡 » Read the rest of this entry «

大人のカヌーツアー2日目

2007 / 8 / 27 |8月のガイドレポート

別寒辺牛川上流大人のカヌーツアー2日目は少し遠出して、牡蠣で有名な厚岸町の別寒辺牛川でロングツーリング。途中1度上陸あり、のまる1日ツアー。

スタート地点には大きく「クマ出没中注意」の看板がやたら目につく。そう、この川はクマの密度が非常に高い。言い方を変えれば、最高の自然バランスがまだ残っている、素晴らしい川と、その川を取り巻く環境なのである。

うっそうとした森の中を流れる川に、ときどき身をかがめて枝をくぐるスリル。ガイドも気を抜けない、なぜならばカヌーの通過ラインがわずか1メートルほどの倒木密集地帯もあるからだ。

それにしてもお客さんの反応も早い。「昨日の釧路川もこれ以上ない素晴らしさと思ったけど、ここもすごい!感激です!」を連発。私も心から素晴らしい川下りと実感しながらのパドリング 。 » Read the rest of this entry «

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