今日からアラスカガイドに出発

2010 / 3 / 15 |アラスカガイド


本当にお久しぶりです。
いろいろありすぎて、帰国後にゆっくり報告します。

1ケ月のアラスカガイド、しっかり頑張ってきます。

皆さんも素敵な春の風を。
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冬の夜のスノーシュー

2010 / 1 / 23 |季節のおすすめ, 1月のガイドレポート

日暮れからスタートするスノーシューツアー!

日暮れのトドマツの森を歩く。きゅきゅっと雪が鳴る。無数のエゾユキウサギやキタキツネ、エゾクロテン、エゾシカらの足跡。日が暮れてみるみる暗くなるのにワクワクする。ヘッドライトを点灯させ、歩くとあっという間にヒゲが凍り始めた。鼻の下のヒゲが凍るとマイナス15度、アゴならマイナス20度だ。

お客さんは初めてのスノーシュー。しかし森の圧倒的静寂に包まることに感動。スノーシューがどうだと考えるひまもない。三日月が森も木々の間から顔を出した。気づくとまわりには無数の星が輝きはじめた。

雪が音を吸いこみ、木々が静かに話しかけてくる。足跡はそこに命の躍動と厳しさを、まるで物語のように映しだす。

月光にヤチダモが照らされ、雪原にシルエットが美しく立ち並ぶ。なんて美しく厳しく。それは荘厳といってもいいだろう。オリオンの光る夜空に青白くたたずむ山々。夜の雪原や森、空は深い青のイメージだ。



星の光と月光が雪道を美しく照らし出すので、帰りはヘッドライトをつけることを自然にやめた。なんて素敵な夜なんだろう。まるで童話絵本の世界にいるような感覚。素晴らしい時間をお客さんたちと過ごせて心から感謝。

2010年今年もよろしくお願い致します

2010 / 1 / 1 |イベントカレンダー, ガイド, ヒッコリーウィンドのこと

2009年は1月2月と冬のガイド全開、3月4月アラスカガイドと4500キロの厳冬アラスカハイウェイ走破。5月6月7月と夜のカヌーや新しいガイドメニュー開発と実践。8月初め、イギリスにて釧路湿原と道東のプレゼンテーションとバードウォッチング研修。9月カヌーガイドで初シマフクロウ。10月11月6000キロの全国講演。怒涛の1年であり、ヒッコリーの10年目だった。

家族の健康や自分の体力なども考えさせられる1年だったが、何よりも日本と世界のヒッコリーウィンドリピーターたちの援護と暖かい心遣いに心から感謝。素晴らしい出会いも年々増えていく。
気づくと、娘と音楽で共演していたり、カナダのタミーという素晴らしい音楽パートナーとも出会えていた。24歳から一緒にバンドを始めたベーシスト勝水さんとは20年。音楽もなんだかスタート地点に立てた感じ。

今日元旦に、家族でお客さんを釧路に送りにでたとき。忍さんのおにぎりを食べたが、このおにぎりがまた美味しかった。彼女のおにぎりも新たな美味しいステージか。シンプルだからこそ、すべてがダイレクトに伝わってくるのかもしれない。

オートバイも素晴らしかった。23歳のとき手に入れたアフリカツインはここにきて新たな風を運んできてくれる。今年は24歳のときに手に入れたイタリアン、マーニアルトゥーロを久々に復活させる。また1日1000キロツーリング復活か。

オートバイ関係ではお客さんと一緒にツーリングガイドやバイクの魅力を伝えるのも考えている。レンタルバイクも試験的にやりたい。
もちろん、自転車を使ったガイドやツーリングも魅力的だろう。 » Read the rest of this entry «

Japanese Crane

2009 / 12 / 27 |12月のガイドレポート

いよいよ冬のガイドシーズン到来だ。
早朝のしばれる空気にふれながら、美しい朝と、そこに暮らす動物や鳥、木々、そして人びと。無条件に美しいこの風景と時間。

とりわけタンチョウたちはこのシーズンの主役だ。樹氷におおわれた木々に囲まれた川のなかに、じっとたたずんでいる。朝日がさすころには、川のなかで求愛ダンスを始めるものたちも。まるで水墨画のような世界。いや、それ以上に、美しく気高い彼らの立ち姿や舞い姿。 » Read the rest of this entry «

フクロウ三昧

2009 / 12 / 10 |12月のガイドレポート

ここのところ、エゾフクロウの話や写真がつづく。これ以上は望めないような条件で、つがいのフクロウが観察できるというのが実際のところ。

めったに持ち歩かない一眼レフを持って1人で様子を見に行ってきた。
ここのところ1人で現場など考えられなかったが、不思議とタイミングがそろった。いつもはお客さんを第1に気にしながら観察となるが、今日はじっくりフクロウたちと対峙できた。いやはや1人で何度も笑ってしまう。

今日のフクロウ夫婦雌のフクロウは奥まって静かに目を開けているのだが、なんと人間のように、うつらうつらしてハッ、と我に返るのだ!こっくりこっくりハッ!これが笑うしかない可愛らしさなのだ。しかし一定の時間を過ぎると完全に居眠り。やはりちゃんと警戒している。旦那の雄は終始熟睡。しかしときどきあくびをしたり頭をかいたり。まったく奥さんとキャラクターが違うのだ。 » Read the rest of this entry «

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