月光のカヌー

2013 / 7 / 27 |7月のガイドレポート

1044161_10151752604058556_1012460575_n
ここ数日のガイドは月光のカヌー。
サンセットライトから星がまたたく時間まで。
家族連れや地元の夫婦を異次元の世界へと案内。

» Read the rest of this entry «

雄阿寒岳にカムイの矢を届ける天使

2012 / 8 / 14 |7月のガイドレポート

20120814-230421.jpg

星のカヌーガイドのシーズンがピークになってきている。
今は夕暮れから舞うヘイケボタルが水面に映りながら飛んでいく姿や、エゾフクロウの声が楽しめる。

» Read the rest of this entry «

月夜のたき火

2011 / 5 / 19 |ヒッコリーウィンドのこと, 5月のガイドレポート

連休明けに釧路湿原の特別保護区や釧路川をのんびり下るツアーを催行していた。
今年の釧路川中流域は野生動物天国。
オジロワシが2つがい、流域で営巣して子育て中。
さらに下流ではキタキツネの家族に子狐が生まれたばかり。 » Read the rest of this entry «

Blue River Crane

2011 / 1 / 5 |季節のおすすめ, 11月のガイドレポート

釧路湿原を絵画や文で表現してきた佐々木栄松氏。
私も20代の時に彼の作品、とりわけイトウや湿原の釣りに強く魅かれた。
ガイドとして釧路湿原に入っていく私にとって、彼の時代(今から50年以上前)の湿原やそこに暮らす人や生き物たちには独特の輝きを感じていた。
その佐々木氏の作品でも、漆黒や群青を巧みに使い、湿原を描いた作品は強烈だった。昼間の湿原は一般的に様々な人たちに描かれてきたが夜の湿原はどうだったろう。
私にとって夜や闇の表現はいつのまにかBLUEの世界となっていた。
それは佐々木氏の夜の湿原を描く漆黒がBLUEで表現されていたから。
その闇に浮かびあがる純白のタンチョウと湿原の花々たち。
そして美しいBLUEで描かれた水辺。

» Read the rest of this entry «

群青の静寂

2010 / 9 / 23 |9月のガイドレポート

9月の半ばを過ぎて、阿寒の森も急に秋の色が濃くなった。
ヤチダモが少し黄色になり、ナナカマドはもう待ちきれない様子で赤い。
そんな秋まっしぐらの森にカヌーを使って深く入る。
途中歩きながら静かな小川のほとりにたたずむ。
この時期の森で私が好きなのは、音もなく静かに、気づくと上から木の葉がひらひらと舞ってくること。
よく気をつけてみると森のなか全体にひらひらと。
ときどきカツラの甘いカラメル臭。
まるで動画のように静かに、森全体に落ち葉が舞うのだ。
季節が動く。


» Read the rest of this entry «

Where Am I?

BLOG TOP>タグ:がついた記事です。