さてアラスカハイウェイ。結局4500キロちょっとを走ってきました。
特にカナダへ初入国が車でビーバークリークというのが最高で、ボーダーで素敵な国境警備隊のお姉さんが、
「あら、カナダ初入国?ビーバークリークのスタンプ受けるなんて!」と満面の笑顔。
アンカレジから最高のロケーションのグレンハイウェイを抜け、トクジャンクションからヘインズジャンクションへ、16時間1100キロを、晴れ、くもり、吹雪、朝から夜中、と走った。
途中睡魔や幻想?のなか、ウサギやライチョウのバンバン飛び交う道。
ときどきカリブーも横切る道。80キロから100キロのスピードで信号もない道をひたすら、である。対向車も後続も、もちろんほとんどいない。まさに孤独の世界。考えごともいろいろしたがそれはまるで禅の世界のよう。そう途中から無の世界なのだ。現実なのか夢なのかも一瞬わからなくなる。ただひたすら、荒野を走るのだ。 » Read the rest of this entry «
アラスカハイウェイより
2009 / 4 / 8 |アラスカガイド
4月のイベントカレンダー
2009 / 4 / 2 |イベントカレンダー, ライヴ&コンサート
4月のイベント予定です。
◆4月11日(土)【湯浅優子さん講演会】終了
¥1500 ワンドリンクつき
15:00 ~ 16:30
◆4月11日(土)【河村典子さんバイオリンソロ(バッハ無伴奏ソナタ)】終了
大人¥2500 / 子供(小学生~高校生)¥1000
*湯浅優子さん講演会参加者は500円引き
18:30 オープン / 19:00 スタート
◆4月11日(土)~19日(日)【ヒッコリーウィンド陶器市】終了
益子、常滑、清水、笠間、美濃などの作家もの陶器と、
ハンドメイドアクセサリー、スウェーデンブランドのウェアやバックなどを展示。
ランチメニューやデザートも楽しめます。
10:00 ~ 17:00
11日(土) 講演会のため 14:00 まで
◆4月18日(土)【アラスカスライド報告会&ライヴ】終了
3月下旬に訪れた2週間のアラスカの正式な報告会とライヴをおこないます。
報告会&ライヴ¥2000
報告会のみ¥1000 ドリンクつき
19:00 ~ スライド報告会
20:30 ~ ライヴ
◆4月29日(水)祝日【エイモス・ギャレットライヴ】終了
大人¥10000 / 高校生以下¥3000
限定10カップル(2名予約で)¥18000
19:00 オープン / 20:00 スタート
エイモス・ギャレット Japan Tour 2009 について詳しい情報はこちら » トムズ・キャビン
日常の奇跡
2009 / 3 / 17 |釧路新聞連載エッセイ
【釧路新聞2008/11月掲載】
私は今、「2008年安藤誠の世界」という全国を飛びまわる講演や演奏の旅で20日ほどで約2600キロを車でまわったところである。
そんな旅の中で前からどうしても手に入れたかった曲を旅先で手に入れることができた。カナダのサラ・マクラクランの歌う「オーディナリーミラクル」という曲で映画「シャーロットの贈り物」のエンディングで使われていた曲。私はこの曲と出会い自然ガイドとしてとても大切なものに改めて気づかされたことに感謝している。 » Read the rest of this entry «
2008年 酪農学園アウトドア実習
2009 / 3 / 16 |ガイド, 釧路新聞連載エッセイ
純粋で無垢な若い感性と純粋で無垢な自然のなかでともにすごす。これだけでも最高の時間のプレゼントをもらったようなものだ。
今回のガイド研修は技術や心構えうんぬんの前にどれだけ人に感動を伝えることができるかどうか。つまり自分がどれだけ感動できるかということをひとつテーマとして考えてみた。
その方向で夜間に国立公園の奥に入りまったくの無人地帯で静寂な支配する森で星明りでカヌーをするという大胆なプログラムを設定。今回のガイド実習の目玉のひとつでもあった。学生たちはまさかこんな夜に森でカヌーという驚きはあったものの1人2人ではなく団体ということもあり楽しげに夜の森へとむかった。 » Read the rest of this entry «
釧路川のカヌー
2009 / 3 / 16 |ガイド, 釧路新聞連載エッセイ
単純にカヌーに興味がある方や他の地域で体験してみて興味がわいてきた方。まったくひらめきや憧れで申しこんだ方も含めて釧路川をカヌーでくだる素晴らしさは言葉だけで表現するのは難しいかもしれない。
それを体験した方の感想はどんなだろうか?まずほとんどの人がカヌーは自分で漕がなければならない、漕ぐのが大変。ひっくりかえって沈没、怖い。体験前にはほとんどの人が同じような不安を持っている。しかし川くだりが終わりカヌーがどんな体験だったかは人それぞれの感想としても怖い、大変という不安はまったくといって消えているのがほとんどの体験者の特徴である。
では釧路川をカヌーでくだることとはいったいどんな意義や意味があるのだろうか。 » Read the rest of this entry «