別寒辺牛川カヌーツアー

2007 / 8 / 19 |季節のおすすめ, 8月のガイドレポート

今日は久々に大好きな別寒辺牛川に先日から動いているカヌーツアーで入った。
厚岸水鳥観察館でまずは情報収集。そこでいきなりオジロワシの声。あわててスコープで探すとなんと4羽のオジロの成鳥がバトル。しばし、お客さんと見とれる。

クマ出没注意だらけの上流からカラフトマス狙いの釣り人を尻目にスタート。
ここはまさに原始林の中の川。スタートしてすぐに倒木だらけのきつい コーナーをぬける。コーナーをぬけると、まさに森の中を静かに流れる川の美しい風景に、おもわずお客さんからため息がもれる。

ヒグマがしばし川を横切るので有名なこの川、今日も釣り人から「クマが泳いで渡ってくるから気をつけるんだよ」とか。
別寒辺牛川上流それにしても美しい流れ、そして静寂。
カヌーの横をカツラや白樺の落葉がゆっくりと流れる。
ここは釧路川源流のような忙しさはなく、倒木や障害物も落ち着いてかわしていける。
ばしゃ!カラフトマスか?いやここはイトウの川。いずれにせよ50センチ以上のマスが跳ねる。 » Read the rest of this entry «

ヒッコリーウィンドキャンプツアー

2007 / 8 / 17 |季節のおすすめ, 8月のガイドレポート

ヒッコリーウィンドを初期から育てていただいている、素敵な2人のお客様とスペシャルキャンプツアー。今回は2人ともほとんど野外で眠るキャンプそのものが初めて。初キャンプを絶対素晴らしい体験に、という若干のプレッシャーもありましたが 、なかなかのキャンプツアーになったと思います。

今回はカヌーを釧路川源流部で楽しみ、人のいない北海道の森で眠る、が大きなテーマメニュー。

源流源流のカヌーはやはり8月の暑いときはこれ以上ないほどの清涼感。写真から伝わるといいのですが。川だけではなく、川が森を流れていく素晴らしさ。川と森と空。
今回は最終日にももう1度源流をくだりましょう、という連ちゃん源流カヌーになりました。
特に最終日は私がカヌーをコントロールして、2人とも川に飛びこみふわふわと清流をライフジャケットで流れる、というおもしろハプニング(計画的?)つき。気持ちよさ満点の2人の顔。 » Read the rest of this entry «

台風前のガイド

2007 / 8 / 2 |季節のおすすめ, 8月のガイドレポート

今日は明日の天気が崩れるという予報に、早朝から2日分のトレッキングとカヌーのダブルヘッダー。
キラコタン 牡鹿が見えますか

キラコタン岬では素晴らしい牡鹿が悠々と我々を睨みながら眼下250メートルのチルワツナイ川を渡る様子が見られ感激。 牡鹿のまなざし

タンチョウの雛も飛べるようになっていて成長の早さにびっくり。
あきあじ沼では眼下にカワセミ!
本当に夏の湿原はおおいそがし。

» Read the rest of this entry «

釧路川カヌーガイド

2007 / 7 / 29 |7月のガイドレポート

今日は4人家族で保育園と小2の男の子2人に両親というメンバーで、細岡から岩保木までガイド。真夏の太陽と照り返しだが川を渡る風が心地よく、皆さん気持ちいいを連発。

ベニマシコの確認が多く、オス(真っ赤)もかなり見られました。アオジくんが少し落ち着いたのとノビタキも静か。そうそうカワセミ!やっぱりカワセミは晴れの日にエナメルのように輝く青い背中とオレンジがたまらないですね。今日は途中カワセミのダイビングスポットでねばり、見れました!ダイビングも2羽ならんだカワセミも。

ピンクに染まるホザキシモツケの花も見ごろ。川から岸辺にゆれるピンクの群生は素敵です。いよいよ湿原も夏本番。

このシーズンは夕日の時間帯も素晴らしく、絶句もの。今年は何回夕日を下れるか。
今日もカラフトマスの密猟網が仕掛けてあったり、カヌーの横をマスが跳ねたりで、一気に釧路湿原は夏秋です。

常にカヌーが子供たちの落ち着かない動きで揺れていましたが、家族は皆怖がることもなく楽しんでいました。特に子供たちは体を乗り出して水をかいたりのぞきこみでおおいそがし、私もバランスとりのいい訓練。

ゴールしたあとの皆の気持ちよかった!とすがすがしい笑顔がなによりの嬉しさ。
さてこれからバーベキューの支度だ。